関ジャニ∞のバンド演奏が成長している件! 『関ジャム 完全燃SHOW』を観て
「関ジャニ∞の演奏、すごいやん」という話。
関ジャニ∞ってすごいやん!
音楽好きならチェックしたい『関ジャム 完全燃SHOW』
『関ジャム 完全燃SHOW』という番組がある。
日本の音楽シーンで活躍するアーティスト、作曲・作詞・編曲家、プロデューサー、振付師など普段なかなか知ることのできないプロの世界を見せ、語るという近年(音楽関係で)稀に見る熱い番組。
約1年ぶりに無性に見たくなり、大きな声では言えないが、ネットの検索機能を使い(画質の荒い)過去の動画をいくつか見ていた。
気になった回だけ見たので、もっとあると思うが、蔦谷好位置、ヒャダイン、楽器演奏者、ダンサー、振付師が出る回は大体面白い。
番組の流れは「ゲスト・トーク」→「関ジャニとアーティストのジャムセッション」という、いわゆるKinKi Kidsの番組『堂本兄弟』と似た流れ。
ジャニーズ・バンドに抱いていた偏見
正直、番組初期の演奏がイマイチだったこともあり、ジャムセッションは飛ばしていた。
また、「ジャニーズでバンド?TOKIOしか認めてねーよ。だってアイツ等、野菜も育ててるんだぜ!?」という、つまらない偏見を持っていたことも否定できない。※音楽好きに限らず「TOKIOは別」という空気が存在する。
関ジャニ、ええやん
だがしかし。
2017年5月7日に放送された「アニソン特集」回で、己の”聴かず嫌い”を悔いた。この日のセッションは、テレビアニメ『Fate/Zero』のオープニング『oath sign』。LiSAが歌い、関ジャニが演奏するという。
アニメ好きとして、見ないという選択肢はない。※”アニメオタク”という言葉は、恐れ多くて使えない。
シークバーが、45:00の壁を越える(※なるべく録画して見ます)。
セッションがはじまる。
・・・
え、ええやん。
演奏を聴いた感想
全部生演奏だと信じて、(上から目線で)コメント。
ちなみに、私はドラム、ギターが大好き。ベースはギターの延長線上。キーボードはコード刻む程度のレベル。
感想を楽器別に。
ギター1:裏でプロが弾いている(2人チラ見え)。エフェクトを強めにかけている音。
ギター2(錦戸亮):Aメロだと右から聴こえてくる音だと思うが、あのままリズムギターとして(LiSAの)バンドに混じっていても、違和感がない。
キーボード(村上信五):うー、うん。うん。笑
後ろのシンセ(ストリング含む)を全部鳴らしているのだとしたら相当すごいが・・おそらく違う。ギターのスキマを通す音づくり(とミックス)がされていないので、音が聴こえにくいのが残念。
ベース(丸山隆平):う・・上手い。
バンドに溶け込んでいる、最高に気持ち良い。ベースに注目して聴くと、気持ち良いベース・ラインが聴こえてくる。シンプルに上手い。
ドラム(大倉忠義):慣れとる。安定、安心感。
ドラムは他の楽器と違い、最初の成長スピードが速い。ギターが1年本気で練習して、速弾きの入り口にやっと手が届くレベルだとしたら、ドラムは1年で、J-POPの半分が叩けるレベルに成長する。
音の三要素(高さ、強さ、音質)の高さ(音程)を避けて通れる。同じ練習時間なら、ドラムはギターの約2倍の速度で成長する(ように見えがち)。ギター&ドラム好きとして、これだけは伝えておきたい。
「ドラムは簡単」みたいな言い方だが、それはさておき、”慣れている感じ”がバシバシ伝わってくる。難易度の高くない曲なら、安心してリズムを任せられるレベル。
ボーカル(LiSA):良い感じの不安定さ。笑
全くの想像だが、数時間の練習でこのレベルなら、驚き。コードの流れ、リズム、グルーヴ含め、かなりのJ-POP(アレンジあり)を楽しむことができるレベル。
震えた。
最後に
Kis-My-Ft2の宮田俊哉がアニメ好きだという。良い感じにキャラが出来上がっていることに、吹いた。彼は化ける、予感がする。
関ジャニ、素敵やん。
ありがとうございました。